2020年5月9日 4歳7ヶ月の子供に読み聞かせをした絵本です。
1.からすのおかしやさん
1.からすのおかしやさん
かこさとし/(偕成社)
「からすのパンやさん」1973年に発行され、発行部数247万部以上で今でも読み継がれているロングセラー作品です。
この絵本はその「からすのパンやさん」の続きのお話です。
「からすのパンやさん」ではまだ小さな子どもだった、チョコちゃん、リンゴちゃん、レモンちゃん、オモチちゃんが、りっぱな若者に成長しました。
「からすのおかしやさん」はチョコくんのお話です。
自分で新しい商品を作ったり、女の子に恋をしたりとすっかり大人になりました。
結婚の挨拶に行った時のチョコくんの様子が、照れて困っているようで微笑ましいです。
結婚式のお料理には、おかしがずらりと並んでいます。
一生懸命作ったんだろうなと思うと温かい気持ちになります。
「からすのパンやさん」ではおいしそうなパンが溢れていましたが、「からすのおかしやさん」では和菓子も洋菓子もおかしで溢れています。
かこさとし先生の絵本はたくさんの種類の食べ物が並ぶので、ワクワクした気持ちになります。
他の子ども達が成長したお話もそれぞれ発売されています。
「からすのやおやさん」・・・リンゴさん
「からすのてんぷらやさん」・・・レモンさん
「からすのそばやさん」・・・オモチくん
お父さん・お母さんのお店の手伝いをしていた子どもたちが、大人になって結婚して自分のお店を持つようになるなんて感慨深いです。
続編4冊はどのお話から読んでも大丈夫ですが、
「おかしやさん」→「やおやさん」→「てんぷらやさん」→「そばやさん」の順に時間が経過しています。
きょうだいのお店同士の交流がチラリと見えるので、この順番で読むのがオススメです。
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