1.あかんぼっかん
2.でんせつのじゃんけんバトル
3.さくら
4.たぬきのおもち
5.くろのほん
1.あかんぼっかん
作:ザ・キャビンカンパニー
生まれてくる赤ちゃんを火山に見立てた作品です。
「ぼっかーん」「おんぎゃああああ」と生まれた赤ちゃんの力強いこと。
癇癪をおこして、暴れて、泣き叫んで、赤ちゃんの頃の娘を思い出します。
やりたい放題の赤ちゃんですが、島の動物たちは赤ちゃんのことが大好きです。
大きくなった赤ちゃんは、今度は動物たちを包み込み見守る存在になりました。
作者のザ・キャビンカンパニーのお二人が、熊本地震を経験されたことで出来た作品です。
大迫力の鮮やかな絵に、大地の生命力を感じます。
2.でんせつのじゃんけんバトル
作:ドリュー・デイウォルト/アダム・レックス/訳:中川ひろたか
じゃんけんが誕生するまでにこんなに激しい戦いがあっただなんて!
負け知らずの「グリグリ」「パーペ」「チョッキンナ」が自分より強い相手を求めて旅に出ます。
そして出会った最強の3人。
バトルの様子は迫力満点です。
なんでグーがチョキに勝ち、チョキがパーに勝ち、パーがグーに勝ち、グーチョキパーだとあいこになるのか楽しく理解することができる絵本です。
3.さくら
作:長谷川摂子/矢間芳子
ソメイヨシノが本物のように美しく描かれた絵本です。
今年は桜の開花が早かったので、既に満開です。
娘が風邪をひいてしまってこの週末お花見に行けないので、せめて絵本で桜を楽しもうと思い選んだ1冊です。
桜は身近にある木なので、春になってツボミが膨らんでくると「春が来たな」と感じます。
春に花が散った後、ソメイヨシノが1年をどのように過ごしているのか分かります。
春が終わった後も、桜の木の変化が楽しみになりそうです。
4.たぬきのおもち
作:せなけいこ
食いしん坊のタヌキは、ウサギの家に侵入して、焼き餅を食べてしまいます。
ウサギに見つかってしまい、逃げて雪だるまに化けてやり過ごせそうだったのに、お餅が美味しそうでついつい手を伸ばしてしまうなんて、随分食いしん坊なタヌキだなと思いました。
この絵本ではせなけいこさんのオバケが出てきたので、オバケ好きな私は大満足です。
5.くろのほん
作:五味太郎
表紙のカラスの絵が格好いいです。
同じシリーズの「あかのほん」「しろのほん」を読み、次は黒を選びました。
娘は「しろのほん」を読んで、『おむこさん』と『はいやー』が気になっていたようなので、見ることができて喜んでいました。
色を覚えるために読んでも面白く読める絵本です。
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