2019年8月8日 3歳10ヶ月の子供に読み聞かせをした絵本です。
1.ねずみくんのチョッキ
2.たろうのおでかけ
1.ねずみくんのチョッキ
作:なかえよしを/上野紀子
お母さんが編んでくれたチョッキを自慢げに着ているねずみくん。
「いいチョッキだね」と褒めてくれたアヒルくんに、チョッキを貸してあげます。
すると、他の動物たちも「ちょっと着せて」と言って、順番にねずみくんのチョッキを試着します。
次々に体の大きな動物に着られてしまったねずみくんのチョッキは、伸びてビロンビロンです。
ビロンビロンになったチョッキを肩に掛けて立ち去ろうとしているねずみくん。
お母さんが作ってくれたものを台無しにされて、悲しんでいる様子に切なくなります。
娘は、「ねずみくんはお母さんに怒られないかな」「ぞうくんはおかあさんに怒られないかな」と心配していました。
私は、「ぞうくんは『ごめんね』って謝ったのかもしれないよ。ぞうくんと仲直りして一緒にブランコで遊んでいるから大丈夫だよ」と話しました。
最後のページがあることで悲しい結末にはならず、救いがあるお話だなと思いました。
2.たろうのおでかけ
作:村山桂子/堀内誠一
動物を引き連れて歩くたろう君の姿がかわいい絵本です。
今日は仲良しのまみちゃんのお誕生日。
プレゼントを持って、イヌ・猫・あひる・ニワトリの動物と一緒に向かいます。
プレゼントは、お花とお母さんの手作りアイスクリームです。
早くプレゼントを届けたくて、ウキウキしているたろう君。
急いでいるたろう君たちは、交通ルールを破ろうとして「だめ、だめ、だめ」と注意されます。
「アイスクリームが溶けてしまうから」と言い訳をしますが、ケガをしたらいけないのでルールをきちんと守ります。
交通ルールを子供に教えることができる1冊です。
ただ、お母さんはプレゼントをもう少し考えてあげた方がいいのでは・・・と気になりました。
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