①オレ、カエルやめるや
②ねるじかん
③こわめっこしましょ
④しりとりのだいすきなおうさま
⑤だれのじてんしゃ
⑥きょう、おともだちができたの
⑦すなばばば
⑧あのくもなあに?
⑨おしっこちょっぴりもれたろう
①オレ、カエルやめるや
作:デヴ・ペティ/マイク・ボルト/訳:こばやしけんたろう
発行:2017.11.30
カエルではなく、ネコやウサギやブタやフクロウになりたくなったカエルの子。
お父さんには「なれないよ」と諭されてしまいます。
子供とお父さんとのやりとりが面白いです。
イラストのとぼけた感じのカエルがかわいいです。
②ねるじかん
作:鈴木のりたけ
発行:2018.5.31
なかなか寝ない子が、寝付かない間に想像していることが愉快です。
はじめは部屋の中の妄想でしたが、外の世界まで妄想は広がり、恐竜にまで出会ってしまいます。
子供の枕元に鈴木のりたけさんの「とんでもない」がさりげなく置かれているところにニヤリとしてしまいます。
娘はいつも寝るときに、布団に入って目を閉じれば眠れるだろうに、目をパッチリ開けてうろうろしています。
真っ暗な中、限界まで起きていて急にパタリと倒れて寝ます。
この絵本を読んでから、寝るときに「寝るじかんだよ」と声をかけるとニヤニヤとしながら布団に向かうようになりました。
③こわめっこしましょ
作:tupera tupera
発行:2018.5
この絵本、怖いです。
表紙のにっこり笑った一つ目小僧が、本気で怖がらせてきます。
大人の私でも「怖っ!!」と思います。
娘は私の背中に隠れながらも楽しんでいる様子です。
最後にオニと勝負をしますが、オニの二番目の顔、近づいてきているし迫力満点です。
④しりとりのだいすきなおうさま
作:中村翔子/はたこうしろう
発行:2001.6.11
⑤だれのじてんしゃ
作:高畠純
発行:1982.5
⑥きょう、おともだちができたの
作:得田之久/種村有希子
発行:2018.2.20
⑦すなばばば
作:鈴木のりたけ
発行:2016.12.19
⑧あのくもなあに?
作:富安陽子/山村浩二
発行:2011.7.1
「あのくもなあに?なんだろね」との問いかけに、雲がいろいろなものに見えてくる。
白いリボンの例えがキレイだなと思いました。
文章のリズムが良く、空の絵も美しいです。
娘に「あのくもなあに?なんだろね」と問いかけて、空を一緒に見上げようと思います。
⑨おしっこちょっぴりもれたろう
作:ヨシタケシンスケ
発行:2018.6.19
タイトルのまま、いつもおしっこをちょっぴりもらしてしまうから「おしっこちょっぴりもれたろう」
もれたろうは自分と同じように、ちょっぴりもれて困っている仲間を探しにいきます。
もぞもぞしている子を見つけると「君、もれたろう?」
でも、その子はもれたろうではなく、別の事で困っていました。
会う子、会う子が違ったことで困っていたけれど、どれも些細ながら「ある ある」と頷いてしまいます。
クスリと笑えて楽しい絵本でした。