2019年6月9日 3歳8ヶ月の子供に読み聞かせをした絵本です。
1.ぎょうれつのできるレストラン
2.ねたあとゆうえんち
3.ぐるんぱのようちえん
1.ぎょうれつのできるレストラン
作:ふくざわゆみこ
食べ物がおいしそうで、お腹が空いてくる絵本です。
ふくろうのポーのおうちは、木の上にあるレストランです。
ポーは料理を手伝いたいのですが、「まだ早いよ」とお手伝いをさせてもらえません。
お手伝いをさせてもらえなくて、拗ねてしまうポーの姿が娘と重なります。
転がり落ちた木の下で、もぐらさんに出会ったポーは、料理を作らせてもらえることになりました。
ポーの料理の腕前はかなりのものです。
おいしそうなさつまいも料理に、集まったお客さんはニコニコ笑顔です。
そして、お父さんとお母さんにも料理の腕前を認めてもらえました。
次の日からは、ポーもレストランのコックさんとして活躍しています。
親が気が付かない間に、子供は色々なことができるようになっているものなんですね。
2.ねたあとゆうえんち
作:大串ゆうじ
「今日こそ絶対に寝ないぞ!」と意気込む子供。
「自分が寝たあとにこんな面白いことが起こってたら・・・」と空想のスタートです。
ベッドに入ったあと、ベルトコンベアがやってきて、不思議な遊園地へと連れて行ってくれます。
この遊園地の書き込みが凄くて、何が描いてあるんだろう、と子供と一緒にワクワクしながら見てしまいます。
確かに、こんな楽しいことが起こっていたら、寝ている場合ではないですね。
3.ぐるんぱのようちえん
作:西内ミナミ/堀内誠一
ぞうのぐるんぱは、仲間から「くさい くさい」と言われ、追い出されるように働きにだされます。
一生懸命働きますが失敗ばかりで、どの職場でも「もう けっこう」とクビになってしまいます。
しょんぼりと落ち込んでいる時に出会ったのは、大家族のお母さん。
忙しいお母さんから「こどもと あそんでやってくださいな」と頼まれ、ぐるんぱは幼稚園を開きます。
ぐるんぱは、自分が必要とされる場所をようやく手に入れることができました。
ゾウの仲間から酷い仕打ちを受けたり、仕事をクビになってがっかりしているぐるんぱは、見ていてとても辛いです。
ですが、新しいことに挑戦し続けて、最後には笑顔になれたぐるんぱから、あきらめないことの大切さが伝わってきます。
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