1.おどりたいの
2.ぼくのばしょなのに
3.どっかんだいこん
4.ノラネコぐんだん パンこうじょう
5.パンどうぞ
6.さくらもちのさくらこさん
1.おどりたいの
作:豊福まきこ
みやこしあきこさんの「これだれの?」を読んでバレリーナに興味を持った娘のために選んだ1冊です。
バレリーナに憧れるこうさぎが、女の子たちと一緒にバレエに挑戦します。
失敗することもあるけれど、踊ることが楽しいから頑張れます。
ジャンプは女の子たちにすら負けないので、得意な様子です。
仲間のうさぎたちも、楽し気な様子に魅かれて一緒にバレエの練習をスタートしました。
そして、森の中での発表会。
月夜に素敵な衣装を身にまとって踊るこうさぎは、とても誇らしげで美しいです。
2.ぼくのばしょなのに
作:刀根里衣
表紙のペンギンがとにかく愛らしいです。
パパとママのお腹の下が大好きなペンギンのククー。
自分だけの大事な場所だったパパとママのお腹のしたに、ある日ジャマ者が登場します。
ククーのダダのこね方がカワイイです。
そして、パパとママが出題するクイズがククーの拗ねてしまった心を解きほぐしていく様子に心温まります。
弟や妹ができて、パパとママを取られてしまったと感じている子がいたら読んであげたい絵本です。
3.どっかんだいこん
作:いわさゆうこ
大根ってこんなに種類があるんだなと大人でも勉強になる絵本です。
特に、黒大根には「なんだこれは?」と衝撃を受けました。
見たことがないなと思ったらヨーロッパの大根なんですね。
割ると中身は真っ白で、それにも驚きました。
大根づくしの1冊で、いわさゆうこさんの大根への愛が感じられました。
4.ノラネコぐんだん パンこうじょう
作:工藤ノリコ
ワンワンちゃんのパン工場には、形が愉快でかわいらしいパンがたくさん並んでいます。
かこさとしさんの「からすのパンやさん」のようにウキウキしてくるパン工場です。
ノラネコぐんだんは今回はこちらのパン工場に忍び込みます。
いつものようにやりたい放題のノラネコぐんだん。
ドッカーン!!と出来上がったパンはこんがりしていて美味しそうです。
ワンワンちゃんに叱られて働くことになるお決まりパターンも、安定のおもしろさです。
5.パンどうぞ
作:彦坂有紀/もりといずみ
木版画で描かれたこの作品。
ツルリとしたジャムパンや、カレーパンのザクザクした感じなど、木版画でこんなにおいしそうなパンの質感が表現できるなんておどろきます。
このシリーズの食べ物は本当に美味しそうで、手を伸ばして触りたくなります。
娘もお気に入りのシリーズです。
6.さくらもちのさくらこさん
作:岡田よしたか
「有吉くんの正直さんぽ」の中で紹介されていた絵本です。
ごきげんナナメのさくらこさんは、全部がつまらなくて投げやりな気分になっています。
お友達が心配してくれても、遊びにさそってくれてもそっけない態度です。
かしわ餅の言葉にイライラきて意地悪もしてしまいます。
目や鼻や口はないのに、動きだけでさくらこさんの不貞腐れ振りがすごく分かります。
さくらこさんがどんなに態度が悪くても、周りのみんなが大らかなおかげで和やかな世界観です。
最後にはさくらこさんの機嫌がよくなってひと安心です。
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