①どっせい!ねこまたずもう
②あずき
③くるみのなかには
④あなたがとってもかわいい
⑤せかいいちまじめなレストラン
⑥はっきよい畑場所
⑦せかいいちのねこ
⑧たべもののたび
⑨おおきなかぶ
⑩ペンギンきょうだい れっしゃのたび
①どっせい!ねこまたずもう
作:石黒亜矢子
100年に一度の大相撲退会のはじまりはじまり。
大横綱の「にゃんこのやま」が向かってくる相手に次々に勝利します。
「どっせい!」の掛け声が声に出して読むととても楽しいです。
決まり手も愉快で、最後まで勢いよく読める1冊でした。
②あずき
作:荒井真紀
表紙の和菓子が美味しそうで選んだ1冊です。
あんこの中に入っているあずきに注目して、あずきがどのように成長するのか描かれています。
黄色くてかわいいあずきの花ですが、私も見たことがないので「へ~」と思いながら読みました。
大人になってから絵本を読んで知ることもたくさんあります。
娘は和菓子がたくさん並んだページがお気に入りで「おだんごがいい」などと言っています。
③くるみのなかには
作:たかおゆうこ
くるみを振ってみるとカラカラと音がします。
くるみを割って、中にこんなに素敵なものが入っていたらワクワクしますね。
くるみの中というとても小さな世界なのに、おじいさんとおばあさんが暮らしていたり、町が広がっていたりと広い世界がそこにはあります。
何がはいっているんだろう?と想像力をかきたてられる1冊でした。
④あなたがとってもかわいい
作:みやにしたつや
「マツコの知らない世界」の読み聞かせ絵本の世界で紹介されていた絵本です。
子供がどんなに大きくなっても、おかあさんは赤ちゃんの時と変わらず子供のことがかわいくて大好きだよ、と語りかける絵本です。
読み終わった後に娘は「わたしはかわいい?」と聞いてくるので「かわいいよ」といってぎゅーっと抱っこします。
子育てをしているとイライラすることがあるけれど、この絵本を読んで子供と触れ合うと、子供がどんなに大切な存在であるかということを思い出します。
お母さんの気持ちが落ち込んでいる時に是非読んでいただきたい1冊です。
⑤せかいいちまじめなレストラン
作:たしろちさと
⑥はっきよい畑場所
作:かがくいひろし
『だるまさんが』の「かがくいひろし」さんが描かれるかわいい野菜たちが相撲をとります。
たまねぎの皮がつるんと剥けたり、きゅうりのイボイボが痛かったりと、野菜の特長を生かして勝負をします。
娘は野菜たちが四股をふんでいる場面がかわいくて気に入っているようです。
⑦せかいいちのねこ
作:ヒグチユウコ
ネコのぬいぐるみの「ニャンコ」が持ち主の男の子が大きくなってもずっと好きでいてくれるように、本物のネコになろうと旅に出るお話です。
登場するネコ達は個性が強く、とてもオシャレで細かく描き込まれた美しいイラストをじっくり見てしまいます。
長めのお話なので、ネコ好きな大人の方が読んでも楽しめると思います。
全部で12個のお話で構成されているので、娘には毎日1つずつ読んでいます。
⑧たべもののたび
作:かこさとし
食べ物を食べると体の中で何が起こっているのだろう?ということが描かれた絵本です。
食べ物が持っている栄養を黄色いカバンで表現したり、初めは色鮮やかだった食べ物たちがだんだん色味がなくなっていったり・・・と子どもに分かりやすいように描かれています。
短い文章と絵で伝えるかこさとしさんの技術は凄いなと思いながら読んでいます。
食べ物を食べることの大事さを子供に伝えるのに良い絵本です。
⑨おおきなかぶ
作:A.トルストイ/訳:内田莉莎子/佐藤忠良
⑩ペンギンきょうだい れっしゃのたび
作:工藤ノリコ