①シラユキさんとあみあみモンスター
②めんたべよう!
③はっぴぃさん
④どうするどうするあなのなか
⑤すっぱりめがね
⑥ばけばけはっぱ
⑦ぽめちゃん
①シラユキさんとあみあみモンスター
作:アンネマリー・ファン・ハーリンゲン/訳:野坂悦子
編み物が大好きなシラユキさん。
意地悪なヒツジおばさんに嫌味を言われ、荒れた心で編んでいたらオオカミが出来上がってしまいます。
そのオオカミはヒツジおばさんをパクリと食べてしまいました。
シラユキさん、相当なストレスだったんだな、と思いました。
オオカミを退治するためにトラ、トラを退治するためにモンスターを編み出したシラユキさん。
最後はシラユキさんがモンスターを処分し、ヒツジおばさんを助け出すことができました。
恐怖でブルブル震えているヒツジおばさん。
もうシラユキさんに意地悪を言ったりしないでしょう。
オオカミよりも、トラよりも、モンスターよりも、シラユキさんが一番強くて恐いなと思いました。
②めんたべよう!
作:小西英子
③はっぴぃさん
作:荒井良二
願い事を聞いてくれる「はっぴぃさん」に会うために、山の上の大きな石を目指す男の子と女の子。
男の子は「のろのろ」を、女の子は「あわてる」のをなおしたくて「はっぴぃさん」を探していました。
山の上の大きな石に「はっぴぃさん」は現れなかったけれど、男の子と女の子が話をするうちに、短所は長所でもあると気付きます。
表紙はとてもきれいな黄色でほのぼのとした絵本かと思いましたが、表紙を開くと戦車の絵が描かれているため印象が変わりました。
2人が太陽に向かってした「たくさんのねがいごと」は、平和に関することなのかなと想像をしました。
④どうするどうするあなのなか
作:きむらゆういち/高畠淳
はらぺこな2匹のネコに追いかけられた3匹のネズミ。
5匹みんな揃って深い穴に落ちてしまいました。
縦開きの絵本なので、とても深い穴の様子が表現されています。
ネコはネズミを食べたいけれど、「とりあえず協力して穴から出よう」と一時休戦。
どの順番で出たらみんなが助かるか、色々なパターンを話し合います。
ネコとネズミは天敵のはずなのに、ああじゃない こうじゃない、と話し合っていて仲良しだなと思います。
⑤すっぱりめがね
作:藤村賢志
⑥ばけばけはっぱ
作:藤本ともひこ
参加型の写真絵本です。
落ち葉の中に誰かが隠れているので、ふーっと落ち葉を吹き飛ばすと動物が現れます。
葉っぱや木の実で作られた動物達がかわいいです。
娘は私や夫に「ふーってふいてみて」「だれかな?だれかな?」と問題を出すのを楽しんでいます。
落ち葉のある秋から冬におすすめの絵本です。
⑦ぽめちゃん
作:柴田ケイコ