①どしゃぶり
②せかいいちまじめなレストラン
③ふくはうち
④かえるくんのおさんぽ
⑤まあちゃんのながいかみ
①どしゃぶり
作:おーなり由子/はたこうしろう
雨の音の表現が素晴らしいなと思います。
どしゃぶりの雨が降った時に、私は「嫌だな」と思ってしまいますが、この絵本の男の子は全身に浴びて楽しんでいます。
子供の時は長靴履いて雨の中、水たまりに入るのが好きだったなと思い出しました。
夏にもう一度読みたいなと思う1冊でした。
②せかいいちまじめなレストラン
作:たしろちさと
まじめなイタメーニョさんのレストランでは、注文があってから食材の調達をします。
りんごジュースの注文が入ると裏庭のりんごの木からリンゴをとって作り、魚料理を作る時は船を漕いで魚を釣ってきます。
超新鮮素材を使っているけれど、出来上がるまでお客さんはだいぶ待たされるんだろうな。
出来上がった料理はどれもとても美味しそうです。
「うっとりハニースペシャル」はスイーツ山盛りで私も注文したくなりました。
③ふくはうち
作:中川ひろたか/長谷川義史
節分が近づいてきたので選んだ1冊。
「おにはそと!ふくはうち!」と豆まきをしていると、にこにこ笑ったおばさんが急に現れます。
「私はふくですから」と言われても、知らない人が家に来たらびっくりしますよね。
ふくさんに誘われるように次々と色々な福おばさんがきます。
4人のおばさんが家に住み着けば、衣食に困らず笑いが絶えない家になるよとふくさんに言われます。
でも、女の子は「おとうさんと二人で普通にくらせればいい」と欲のない発言。
私はお父さんとおなじように、もったいないなと思ってしまいました。
女の子はお父さんと2人暮らしだと思うのですが、最後の女の子のセリフにじんわりときました。
④かえるくんのおさんぽ
作:きもとももこ
色使いがとてもきれいな絵本です。
お父さんからプレゼントされたボールを落としてしまったかえるくん。
落とした先には同じようなたくさんのボールがありました。
その中から1つ持って帰ったかえるくんですが、実はそれはカメさんの卵でした。
かえるくんとやもり3兄弟が卵で遊んでいる様子を見るとヒヤヒヤします。
かめの赤ちゃんが無事でよかったなと安心できました。
⑤まあちゃんのながいかみ
作:たかどのほうこ
おかっぱ頭で髪の短いまあちゃん。
「私が髪を伸ばしたら、その長い髪でこんなことができるのよ」と想像力豊かに語ります。
娘は洗濯物のページでまあちゃんが「どろんこハリー」を読んでいるのを発見していました。
どんどん長くなるまあちゃんの髪。
シャンプーのボトルを4本も使ってモコモコに作った泡のソフトクリームが美味しそうです。
森のページでは、たくさんの動物やお花や食べ物があって賑やかです。
何が隠れているか子供と一緒に探して楽しめます。