①1と7
②クリスマストレインしゅっぱつ
③おちばいちば
④うみのごちそうしろくま
⑤いつまでもすきでいてくれる?
⑥えとえとがっせん
⑦しんせつなともだち
⑧ゆうびんやのくまさん
①1と7
作:二宮由紀子/高畠純
Eテレのてれび絵本で見て選んだ1冊。
1と7が「自分の方がすごいんだ」とムキになっている様子が子供のケンカだなと微笑ましくなります。
仲裁に入った他の数字達にそれぞれの良さを教えてもらって仲直り。
娘は6と9を間違えてしまうので、数字の形や読み方を覚えるのに良い絵本だと思いました。
②クリスマストレインしゅっぱつ
作:視覚デザイン研究所/くにすえたくし
クリスマス トレイン しゅっぱつ (視覚デザインののりものえほん)
クリスマスの季節に選んだ1冊。
絵が細かく描き込まれていて、眺めているだけでも楽しいです。
あちこちでトントが喋っているので、隅から隅までじっくり読んでしまいます。
全ての電車が連結された見開きページはとても美しくワクワクします。
電車好きな子にお勧めの絵本です。
③おちばいちば
作:西原みのり
絵本1冊丸ごと秋でいっぱいです。
色使いも秋色で、秋の虫・植物・食べ物がところどころに描き込まれています。
おちばいちばのブティックにあるムシくいレースのスカートがとてもオシャレで欲しくなります。
落ち葉やどんぐりを使った工作の参考にもなります。
落ち葉の魚は今度娘と一緒に作ってみようと思います。
④うみのごちそうしろくま
作:柴田ケイコ
シリーズ4作目。
今回もくいしんぼうのしろくまの想像の世界に引き込まれます。
海のごちそうの中に入っているしろくまの幸せな表情。
どのページもとても美味しそうで、読んでいると魚を食べたくなってきます。
「タイのしおやき」のページを読んで、お食い初めで準備したことを思い出し懐かしくなりました。
⑤いつまでもすきでいてくれる?
作:マーガレット・P・ブリッジズ/メリッサ・スウィート/まつかわまゆみ
子供からの問いに対するお母さんの回答が素敵です。
子供がどんなに変わっても、「大好き」と伝わってきます。
愛の溢れる会話で、こんなやりとりを娘と一緒にできるといいなと思います。
読み終わった後に娘をぎゅっと抱きしめたくなります。
⑥えとえとがっせん
作:石黒亜矢子
干支に選ばれた12匹の獣と、選ばれなかった12匹の獣との戦いです。
どんな戦いかと思ったらまずはラップバトル!
ノリノリで読めます。
それから1対1の肉弾戦へ。
選ばれなかった12匹の攻撃が「ねこぱんち」「おならばずーか」など愉快で強いです。
それでも辰の大将の攻撃は別格で、一発で選ばれなかった12匹はダウン寸前。
ボロボロになったたぬきどんの次なる攻撃は「おらにみんなのちからとからだをかしてくれ」って『元気玉』か!と笑ってしまいました。
⑦しんせつなともだち
作:方イーチュン/君島久子/村山知義
雪がたくさん降った日に子ウサギが、「友達が食べ物がなくて困っているだろう」とカブを届けてあげます。
カブをもらった友達も、他の友達が食べ物に困っているだろう、とカブを届けます。
次から次へと違う友達のところへ回っていくカブ。
最後には元の子ウサギのところへカブが戻ってきますが、「友達がわざわざもってきてくれたんだな」と友達の優しさを分かっている子ウサギ。
思いやりにあふれた動物たち。
動物たちの優しさに温かい気分になります。
⑧ゆうびんやのくまさん
作:フィービ/セルビ・ウォージントン/まさきるりこ
ゆうびんやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
働き者のくまさん。
ゆうびんやさんとして働きながら、1人暮らしでしっかりとした生活をしています。
郵便局の奥さんが温かい飲み物を持ってきてくれたり、配達先の家族にクリスマス・パイとジンジャー・エールを振る舞ってもらったり。
くまさんがみんなから愛されているのが伝わります。
クリスマスの飾りつけをしてツリーの準備をして、くまさんがとてもクリスマスを楽しみにしているのが伝わります。
サンタさんへ用意した飲み物とお菓子に、くまさんの優しさを感じます。
ずっとクールな表情だったくまさんが、最後のページで微笑んでいます。
プレゼントが嬉しかったんだね。