2019年9月9日 3歳11ヶ月の子供に読み聞かせをした絵本です。
1.おつきさんのぼうし
2.ともだちくるかな
1.おつきさんのぼうし
作:高木さんご/黒井健
いつも空からみんなのことを見守り、暗い夜を明るく照らしてくれるお月さま。
お月さまは、帽子屋さんでお客さんが素敵な帽子を作ってもらう様子を見つめていました。
自分も帽子が欲しいと思ったお月さまは、帽子屋さんにオーダーをします。
お月さまが被った帽子によって、月の満ち欠けが表現されているのが面白いです。
今年の十五夜は9月13日。
お月見団子を用意して、子供と一緒にお月さまを見上げたいと思います。
2.ともだちくるかな
作:内田麟太郎/降矢なな
「おれたち、ともだち!」シリーズの2作目です。
明日はオオカミの誕生日。
カレンダーをチェックして、誕生日を楽しみにしている様子が表紙からも伝わります。
今年の誕生日は特にワクワクしているオオカミ。
なぜなら、先日友達になったキツネがお祝いに来てくれるのを待っているからです。
しかし、いつまで経ってもキツネは訪れず、とうとう誕生日が終わってしまいました。
オオカミの落胆ぶりを見ると切なくなります。
ただ、オオカミは勘違いをしていたのです。
キツネはちゃんと誕生日を覚えていて、バースデーケーキとプレゼントを用意してお祝いに来てくれました。
心が壊れてしまうくらいに荒れていたオオカミですが、最後は幸せな気分になってくれて安心しました。
オオカミの期待・悲しみ・寂しさ・喜びなど、心の色々な状態が表現されていて、オオカミと一緒に悲しんだり喜んだりできる絵本です。
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