2019年8月14日 3歳10ヶ月の子供に読み聞かせをした絵本です。
1.でんしゃにのって
2.そらとぶねこざかな
3.だいくとおにろく
1.でんしゃにのって
作:とよたかずひこ
とよたかずひこさんの作品は、娘が赤ちゃんの頃からとても大好きです。
なんで好きなのかなと不思議に思っていたのですが、先日とよたかずひこさんの講演を聞く機会がありました。
とよたかずひこさんは「子供の期待に応えるような絵本作りをしている」ということでした。
「つぎは ぞうだー ぞうだー」とアナウンスが流れた後、ぞうが電車に乗ってくる展開は、ストレート過ぎて大人には気恥ずかしく感じます。
しかし、そこで敢えてぞうを登場させるのが、とよたかずひこさん流の子供の期待に応える絵本作りなのです。
予想した展開が当たると、子供は嬉しいのだろうなと感じます。
また、「ガタゴトー ガタゴトー」という繰り返し言葉が、リズムが良くて楽しく読めます。
娘も繰り返し「読んで」とリクエストする、お気に入りの1冊です。
2.そらとぶねこざかな
作:わたなべゆういち
「ねこざかなのはなび」で花火の仕掛けが気に入った娘からのリクエスト。
今回のねこざかなは、竜巻に巻き上げられ、空高く舞い上がります。
ぐるぐるの仕掛けに娘は夢中です。
ねこざかなシリーズは毎回仕掛けが楽しみです。
このぐるぐるは、家でも作ってみようと思います。
3.だいくとおにろく
作:松井直/赤羽末吉
大工とオニのやりとりが面白い絵本です。
橋づくりを頼まれたけれど困っている大工の元に、オニが現れます。
「目玉をくれたら、橋をかけてやる」と持ち掛けられた大工は、「おれは、どうでもよい」と適当な返事をします。
そんな適当でいいの?と大工が心配になります。
約束を守って橋を完成させたオニは、大工に「目玉をよこせ」と詰め寄ります。
「まってくれ」と頼むと、オニは「おれの名前を当てれば許してやるぞ」と条件を出してくれます。
さて、大工はどうなるのでしょう。
オニは恐そうだけど真面目で、大工の方が適当でのん気でズルいなと思いました。
擬音語や言葉の表現が豊かで、昔話を子供に読んであげたい方におススメの1冊です。
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